栄養学講座Ⅱ
今回は、タンパク質についてです。
タンパク質は、体を作る主成分でございます。まさに、大地を象徴します。
タンパク質は、1gで4kcalのエネルギーを発生させます。
それと、炭水化物や脂質は炭素、酸素、窒素の3つから出来ているのに対し、
タンパク質は、炭素、酸素、水素、窒素の4つからできているのです。
大地の象徴が、東西南北の4つであらわすことを考えると興味深いですね。
タンパク質の量は、窒素の含有量できまり、平均16%なので、食品に窒素が
どれくらい含まれているかでわかるのです。
タンパク質は、更に小さな約20種類のアミノ酸からできており、これらの中で、
体内で合成されないか、少ししか合成できないものがあり、これらは食物から
とるしか方法がありません。これらを、必須アミノ酸といいいます。
(成人では、9種類~バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、
トリプトファン、リジン、ヒズジニン、幼児ではこれにアルギニンが加わります)
アミノ酸が集まって、タンパク質になります。
タンパク質はどのように吸収されるかというと、肉、魚、豆腐などの形で摂取された
タンパク質は胃の中でペエプトンという物質に分解され、小腸でオリゴペプチドから
さらにアミノ酸にまで分解され、血管を通って肝臓に運ばれます。
肝臓に運ばれたアミノ酸は、アミノ酸代謝プールに入り再びタンパク質に組み立てられたり
ホルモンや免疫の変化したりしているのです。
要するに、タンパク質が肝臓などの組織の中で、さまざまに変化し、体の組織を維持したり
体の機能を正常に保ったりと、“体を元気”にしてくれているのです。
気功的にいいますと、体に元気のない人はタンパク質を多く含む食物に感謝したり、
肝臓にがばってくださいという気持ちで気をいれると活性化されます。
アミノ酸は、体内で燃焼すると、窒素を尿として体外に排出します。
2008/4/14 次回は、生物価、アミノ酸スコアについてです。