栄養学講座Ⅲ

ではでは、続きまして生物価についてです。

 生物価とは、吸収されたタンパク質がどれくらい体内にとどまるかを示す価です。

この価が低いと吸収されてもすぐに燃えてエネルギー源として使われてしまいます。

分かりやすく言いますと、生物価が高いとその人の体格がよくなり体力がつきます。

生物価が低いとすぐに運動にて消費されてしますのです。

生物価が高いもの
牛肉 97 全乳 90 全卵 87 酵母 85,5 豚肉 79 魚肉 75 サツマイモ 72

生物価が低いもの
小麦 52 トウモロコシ 54 ほうれん草 64 カラス麦 66 米 67 カゼイン 69 ジャガイモ 71


アミノ酸スコアについて

 人体には必須アミノ酸が必要なので、必須アミノ酸を多く含む食物をとらなくてはなりません。

それも、出来る限り人体のアミノ酸の構成に近いものがいいのです。

その食品がどのくらい人体のアミノ酸の構成パターンに近いかを表すものさしを

アミノ酸スコアといいます。

 この観点から見ますと、鶏卵100、牛乳100、豚肉100、アジ100というように

肉、魚、卵などの動物性食品の方が、アミノ酸スコアは高くなります。

しかし、植物性の中でも大豆はスコア86と高い。

ようするに、人体の健康の為には動物も植物も満遍なく食べた方がよいという事です。


タンパク質不足の障害

 タンパク質は、筋肉・細胞・ホルモン・酸素・ヘモグロビン・遺伝子・免疫などの主成分です。

この不足は、血液中のヘモグロビン等を減少させて貧血になったり、感染症に対する抵抗力が

低下して、ウイルスや細菌に感染しやすくなってしますのです。

また、成長期における長期間の不足は、発育障害、むくみ、皮膚炎などもおこします。

しかし、現代社会でふつうに暮らしている人はむしろタンパク質のとり過ぎのほうが多いので

注意しましょう。

 とり過ぎたタンパク質は、体の燃料となるのですが炭水化物や脂質に比べるとタンパク質の

分子はより大きくて複雑な為、消化するのに余分な負担がかかりすぎます。

生物価の高いものをとりすぎればこうなります。

そうなると、自己治癒として使える生体エネルギーは低下してしまうのです。

タンパク質の弊害としては、産生された窒素分解物が免疫系を刺激してアレルギーを

招く可能性があります。

 とくに、副鼻腔炎・気管支炎・喘息・消化器疾患などに悩んでいる人は牛乳などの乳製品が

原因になっていないか注意が必要です。

逆に大豆などの植物性の良質なタンパク質は、フィトエストロゲンが含まれ、

それが、前立腺がん・乳がん・子宮内膜症・乳腺症・子宮筋腫・閉経の諸症状によいので

特に、女性にお勧めです。

なお、これらの病気は攻撃的感情と深い関係がありますので、平安な心の確立が大切です。

 もうひとつの弊害は、タンパク質には窒素が含まれているた為、毒性の強い窒素残留物が

生まれるという事です。

これを肝臓が処理して、さらに毒性の強い尿素をつくり、尿素を腎臓が排出する仕組みに

なります。前回も書きましたが、タンパク質を多くとった時は、肝臓に気を入れる事です。

 気功治療にて、治す側のエネルギー治してもらう側の生体エネルギーが肝臓において

窒素残留物の分解に大量に消費されていると、たとえば外的であるウイルスへの攻撃まで

手が回りません。この時にいくら気を入れても入った気はウイルス攻撃に使われずに分解

の為に使われてしまうのです。

 例えで言えば、新規事業の為にお金を貸しても、サラ金の返済に使われるようなものです。

では、こういう考え方はどうでしょう。

肝臓へ入れるパワーが強ければやがてそのパワーは分解する事に使われてもまだ余って

やがて攻撃へと向かうのではないか?

 残念ながらそうにはならないのです。いったんサラ金に手を出すと、癖になり次から次へと

高利貸しに手をつけるように、人の体内ではいろいろなところに無駄が発生して、

今度はそちらに使われてしまい、ついには終わる事がなくなるのです。

 要は、自分の病気は自分で治すのだ、という強い強い意志がないと、せっかく入ったパワー

を正しく使われることはないのです。自助の意識が大切です。

 最後に、タンパク質は一日に一回メインディッシュに卵・魚・肉などをとれば充分なのです。

あとの二食は、炭水化物や野菜をとればオッケーです。

次回は、脂肪についてです。
2008/4/18




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