栄養学講座ⅩⅠ
ミネラルについてです。
無機質(ミネラル)
人体をバラバラに分解すると酸素(O)、炭素(C)、水素(H)、窒素(N)の4つで95%がいわゆる
ミネラルと呼ばれるものです。
ミネラルの内、鉄・亜鉛・銅・クロム・ヨウ素・セレン・コバルト・マンガン・フッ素・モリブデンなどは
微量元素と呼ばれ、体内で作られないので食物からとる必要があります。
とくに日本人は、カルシウム・鉄・亜鉛・銅といったミネラルが不足しやすいのです。
ミネラルのは働きは、骨格や歯を形成するもの・・・カルシウム、リン、マグネシウム
その他やわらかい部分を形成するもの・・・リン、鉄、カリウム
体液の中に入りp/h調節、神経伝達、筋肉の収縮などに関わるもの・・・カルシウム、ナトリウム
カリウム、リン、マグネシウム、塩素
酵素の働きを助けるもの・・・マグネシウム、マンガン、銅、亜鉛、コバルト、ヨウ素、鉄
カルシウム
カルシウムは体内で最も多いミネラルです。その99%は骨や歯の中に入っているが残り1%は
血液や神経、筋肉、内臓の中でカルシウムイオンの状態になって存在し、p/h調節、神経の興奮
をしずめる免疫機能の活性化(白血球を作る免疫情報の伝達)という働きをしている。
カルシウムはおよそ体重の2%含まれる。50kgの体重の人なら約1kgのカルシウムが身体にある。
そのうちの約99%(約990g)は骨にあり、残りの1%(約10g)は血液中や細胞に存在する。
ちなみに、血液中のカルシウム濃度は9~10mg/dlに保たれており、それより低くなっても
高くなってもだめなのです。
骨から血液へカルシウムが流れ、血液から骨へカルシウムが吸収されたりと一日で大体
200~300㎎ものカルシウムがいったりきたりしてバランスをといっています。
カルシウムの量は1日600mgくらいは尿や便となって体外へ出てしまう。
カルシウムが不足すると、骨折しやすく、骨粗鬆症になったり、イライラしたり、神経過敏、不整脈
になったり、動脈硬化、高血圧、腎結石の原因にもなったりします。
日本の土壌や水にはカルシウムが少ないので日本人は不足しがちで約60~70%くらいの人が
不足しているといわれています。
カルシウムの多い食品は、乳・乳製品・小魚類・緑黄色野菜・豆類・海藻などに含まれています。
乳・乳製品にはCPP(ガゼインホスホペプチド)や乳糖が含まれているのでカルシウムの吸収が
高くなります。加工食品や清涼飲料水などを飲む時は、ナトリウム塩やリン酸塩が含まれて
いないか注意しましょう。これらは、カルシウムの吸収を邪魔するので注意が必要です。
よく運動すれば骨へのカルシウムの定着が高まるのでよく運動する事が大切です。
しっかり、お日様を浴びて運動しましょ~次回は、鉄・ナトリウムです。
2008/5/27