栄養学講座ⅩⅡ
あっというまに6月になり梅雨の季節がやってきました。
体はじめじめしますが、気分はすっきり晴れで頑張っていきましょ~
それでは、鉄でございます。
成人の体内には約3~4gの鉄が含まれております。
その60%は赤血球のヘモグロビンとなって酸素を運び、7%は筋肉の中のミオグロビンとなって
酸素が筋肉の中で使われるようになっています。残りの16%は組織の中にあって酵素を作って
人体エネルギーを発生させています。
あとの残りは肝臓、脾臓、骨髄にたまり必要な時に血液の中に出てきます。
鉄が不足すると、体に酸素が行き渡らず、息切れ、めまいなどの症状が起こります。
また鉄は吸収しづらいこともあり、十分に摂取したつもりでも、欠乏しがちです。
特に女性は、鉄欠乏性貧血になりやすい傾向があります。
必要量は、成人男性が10㎎、成人女性が12㎎です。
多く含まれるものは、レバー・赤身の魚・肉・ヒジキ・緑黄色野菜などです。
食品に含まれる鉄には、肉や魚などの動物性食品に多く含まれるヘム鉄と、野菜などに多く
含まれる非ヘム鉄に分けられます。ヘム鉄に比べ、非ヘム鉄は吸収率が劣りますが、ヘム鉄を
含む食品と一緒に摂取する事で、不足分を補うとよいでしょう。
またビタミンCやたんぱく質は、鉄の吸収を促進してくれるので、食事のバランスを考えて一緒に
摂るようにしましょう。
ナトリウム
ナトリウムは殆ど食塩つまり塩の形でとりいれます。
ナトリウムはカリウムと対になって細胞内外の水分バランスを調節したり、神経の伝達や筋肉の
機能調節に働きます。胃や腸での消化液の分泌を促進し、消化吸収を促す働きもあります。
高熱の下で長時間働くと不足する事はありますが(その時はだるさ、精神不安定、食欲低下など
の症状が出る)むしろとりすぎに注意が必要です。
1日に4g程度の食塩で十分で、多くても10g以下には抑えましょう。
過剰摂取による高血圧や動脈硬化などの病気が、心配されています。
和食は塩分過多と思われがちですが、むしろ、加工食品や菓子類の食べ過ぎ、外食が多い、
何にでも調味料をかける、といった食生活の乱れに注目すべきかもしれません。
だしを十分きかせたり、香辛料や酸味で風味をおぎなって、調味料の使用量を減らす、またじっくり
素材を味わって薄味に慣れるといったことが、ナトリウムの摂取を減らすポイントと言えるでしょう。
スーパーとかで売っている加工食品にはナトリウムが何gと表示してありますので、これを2,45倍
すれば食塩の量が出ます。
やっぱり日本人は和食ですね!!外食をひかえてお家で家族団らんを楽しみましょう。
次回は、酸素についてです。
2008/6/3