【夏バテ対策】夏バテは「暑さ」だけが原因ではありません|東洋医学の知恵と整体で整える夏の不調

こんにちは。

二十四節気では夏至を過ぎ、本格的な夏がやってきました。

  • 朝から身体がだるい
  • 食欲がない
  • 疲れが取れない
  • 頭痛やめまいがする
  • 夜ぐっすり眠れない

毎年この時期になると、このようなお悩みで来院される方が増えてきます。

「暑いから仕方ない」と思われがちですが、実は夏バテは身体を整えることで改善しやすくなるケースも少なくありません。

今回は、東洋医学の考え方も交えながら、夏バテの原因と、ご自宅でできる養生法についてお伝えします。


夏バテが起こる原因

① 自律神経の乱れ

屋外の暑さと冷房の効いた室内との温度差を何度も行き来すると、自律神経は体温調節のために働き続けます。

その結果、疲労が蓄積し、倦怠感・頭痛・めまい・不眠などの症状が現れやすくなります。

② 内臓の冷えと疲れ

東洋医学では、夏は「陽気」が体の表面へ向かうため、相対的に体の内側、とくに胃腸は冷えやすくなると考えられています。

外は暑いのに身体の内側は冷えているという状態に気づかないまま、冷たい飲み物やアイスを摂る機会が増えると、胃腸の働きはさらに低下してしまいます。

すると、食欲不振・消化不良・下痢や便秘・栄養不足につながりやすく、疲れが抜けにくい身体になってしまいます。

③ 血液循環の低下

冷房の効いた環境で長時間過ごすと、身体が冷え、筋肉が硬くなります。

血流が悪くなることで酸素や栄養が全身に届きにくくなり、疲労回復のスピードも落ちてしまいます。

また東洋医学では、夏は五臓の「心(しん)」の働きが盛んになる季節とされ、心に熱がこもりやすくなることで、イライラや情緒の不安定さにつながるとも考えられています。


夏を軽やかに過ごすための養生のヒント

東洋医学には、日々の生活に取り入れやすい養生法が数多くあります。ここでは代表的なものをご紹介します。
※効果を保証するものではなく、伝統的な養生法としてご紹介しています。

睡眠のリズムを少し夏仕様に

夏は日照時間が長いため、「早寝早起き」よりも「少し遅めに寝て、早めに起きる」リズムが自然に合っていると考えられています。

睡眠時間が短くなる分は、11時〜13時頃の間に15〜30分程度の短い昼寝を取り入れるのもおすすめです。

楽しんだ日ほど、心を静める時間を

夏祭りや花火大会などで気持ちが高ぶった日は、そのぶん心身も興奮状態になりやすいものです。

寝る前に腹式呼吸をしたり、照明を少し落としてゆっくり過ごしたりするだけでも、自律神経を整える助けになります。

冷房に頼りきらず、上手に汗をかく

熱中症対策を第一にしながらも、朝夕の涼しい時間帯に軽く身体を動かし、じんわり汗をかく習慣をつくることもおすすめです。

ただし、汗をかきすぎると体内の潤いまで失われやすくなるため、「軽く汗ばむ程度」を目安にしましょう。

冷たいもの・甘いものはほどほどに

暑い日に冷たい飲み物は心地よいものですが、摂りすぎると胃腸への負担が大きくなります。

冷たいものは楽しみながらも、温かい汁物や常温の飲み物も意識して取り入れてみましょう。

汗で失った潤いを食事で補う

汗をかいた日は、水分だけでなく食事も大切です。

東洋医学では、豆腐・きゅうり・スイカ・豆乳・山芋などは身体の熱を冷まし、潤いを補う食材とされています。

また、梅干しやグレープフルーツ、キウイなどの酸味は、汗のかきすぎを和らげる助けになると考えられています。


整体で期待できること

みこころ整体院では、筋肉や関節・神経のバランスを整え、内臓整体による機能回復により身体が本来持っている回復力を引き出すことを目的としています。

心身の緊張がやわらぐことで、

  • 呼吸がしやすくなる
  • 血液やリンパの流れが促される
  • 自律神経が整いやすくなる
  • 内臓の機能が高まる
  • 睡眠の質の向上につながる

ことが期待できます。

「休んでも疲れが抜けない」という方ほど、身体全体のバランスを見直すことが大切です。


今日からできる夏バテ対策

  • エアコンは冷やしすぎない(室温26〜28℃を目安に)
  • 冷たいものばかりでなく、温かい食事も取り入れる
  • 水分とともにミネラルも補給する
  • 湯船に浸かって身体を温める
  • 十分な睡眠を確保し、可能であれば短い昼寝を取り入れる
  • 軽いストレッチや朝夕の散歩で血流を促す

毎日の小さな積み重ねが、夏を元気に過ごす身体づくりにつながります。

水分と一緒に、ミネラル補給も意識しましょう

今年も厳しい暑さが予想されています。

汗をかくとナトリウムだけでなく、マグネシウムをはじめとするミネラルも失われます。

マグネシウムは、筋肉や神経の正常な働きを支える重要なミネラルで、不足すると筋肉のこわばりや疲労感につながることがあります。

日本人は食事からのマグネシウム摂取量が推奨量に届きにくい傾向があるともいわれているため、汗を多くかく夏は特に意識したい栄養素です。

海藻・大豆製品・ナッツ類・全粒穀物などを普段の食事に取り入れ、水分補給とあわせてミネラル補給も心がけましょう。

なお、入浴剤や塗るタイプのマグネシウム製品については、皮膚からの吸収効果に関する研究結果はまだ一致していません。リラックス目的として楽しむのはよいですが、体調が気になる場合は、医師や管理栄養士へ相談することをおすすめします。

*マグネシウムについては、詳しく記事にできないので、お越しの時にお伝えさせていただきます。


まとめ

夏バテは単なる「暑さ」のせいではなく、自律神経・内臓・血流のバランスが崩れることで起こりやすくなります。

東洋医学では、夏は身体の内側が冷えやすい季節と考えられており、生活リズムや食事を少し工夫することで、夏をより快適に過ごしやすくなるとされています。

  • 毎年夏になると体調を崩しやすい
  • 疲れがなかなか抜けない
  • 身体が重く、やる気が出ない

そんな症状に心当たりがある方は、身体からのサインかもしれません。

当院では、身体の歪みだけでなく、自律神経や内臓への負担、生活習慣まで丁寧にお伺いし、お一人おひとりに合わせた施術を心がけています。

「最近なんとなく疲れが抜けない」「夏になると毎年体調を崩す」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

一緒に、この夏を元気に過ごせる身体づくりをしていきましょう。

みこころ整体院

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みこころ整体院 院長 砺波忠(となみまこと)