骨盤矯正と腰痛の改善について
日常生活において、体のゆがみがなく左右が均等になっている方は100%いません。
それは何故なのかというと日常生活において左右を均等に使うことは不可能だからです。
いくら両利きの方であっても必ずどちらかを使って生活をしています。
例えば、字を書く、歯磨き、パソコンのマウスの操作、座る時の左右の位置、靴下を履く、ほおづえをつく、バックを肩にかける時など、数知れず左右差があると思います。
このように生活していると必然的にバランスを崩して、ゆがみが起こっていきます。
では、ゆがみが問題かというと、それはゆがみのレベルが問題であってセルフケアをして多少のゆがみならば人間はバランスを取りながら問題なく生活していくことができますが、大きくゆがみが起こってしまうとセルフケアでは追いつかず、バランスを崩してしまいます。
次にバランスの崩れの代表格として一番のキーポイントは骨盤です。
それでは骨盤について簡単に解説していきます。
1.骨盤の役割とは?
骨盤とは、ひと固まりの骨ではなく5つの骨で形成されています。
・黄色の蝶々のようにっている「腸骨」
・黄色の下の方のメガネのようになっている間の「恥骨」
・黄色のメガネの部分「坐骨」
・赤色の部分「仙骨」
・黒色の部分「尾骨」
この「仙骨」の上にのっているのが、背骨ということになります。このように考えると、骨盤は背骨をのせる土台になっているので、骨盤にゆがみが起こると必然的に背骨もゆがんでいきます。
骨盤自体の役割として、お腹の内臓を守る役目があります。
女性ならば赤ちゃんを育てるために、とても必要な場所です。
骨盤は、上半身の体重の60%を支えていると言われています。
下半身でいえば、上記の図の左右の青い色の股関節が骨盤によって支えられていますので、歩行などによって受ける大地からの衝撃を吸収する役目もあります。
体の重心の位置は、骨盤の第2仙骨の前側(おへそから指3本下)にあります。
これらを考えると、骨盤はとても大切になります。
2.骨盤がゆがむのは、なぜか?
骨盤がゆがむ代表として考えられるのは、日常生活おける姿勢です。
姿勢といえば、立つ時の姿勢、座る時の姿勢、寝る時の姿勢の3つですが、これらが日常生活において応用されて生活をおくっています。
例えば、立ち仕事であるならば前重心なのか?後ろ重心なのか?左右のどちらに重心を多く使っているのかで、違いますし、座っているならば右左の回旋も加わっていきます。寝ている時も、左側を下にする方が楽なのか?右側を下にする方が楽なのか?はたまたうつぶせなのかによって、違ってきます。
寝ている時は、難しいかもしれませんが日常生活において、立つ・座る姿勢においての身体の動かし方のバランスを考えて生活している人はいないと思います。そうなると、時間と共に骨盤はゆがみを生じていきます。
3.女性の骨盤はゆがみやすい。
女性の骨盤は男性と比べると、とても柔軟にできていて骨盤を支える筋肉も男性より少なく、横幅が広くなっています。これは骨盤が柔軟であることにより、生理や出産をスムーズにする為です。
このように男性は骨盤がしっかりしていてゆがみにくいのですが、女性は柔軟である分ゆがみ起こりやすいと言えます。
4.骨盤がゆがむと、どうなるのか?
骨盤がゆがむことによって、骨盤内の内臓の位置異常やリンパや血液の流れが滞り、ホルモンバランスが崩れていきます。
さらにゆがみが酷くなると土台の上側にある背骨がゆがんでいきます。背骨がゆがんでくると、背骨の中には脊髄神経が流れているので、これらに関係する部分に障害が生まれます。
そうなると本題である腰痛が起こりやすくなります。
5.骨盤がゆがむと、なぜ腰痛になるのか?
骨盤の上に乗っている背骨は椎骨という骨が積み重なって頭蓋骨まで柱のようになっています。
この柱の背骨を横から見ると上記の図のようにS字状のカーブを描いており、これによりあらゆる衝撃から体を守ってくれています。骨盤がゆがみを起こすと、このS字状のカーブに変化が起きていきます。
例えば、骨盤が後傾すると5本の腰椎の骨のカーブがなくなって、真っ直ぐになってしまいます。そうなると、上半身と下半身からの衝撃を逃がすことができず、骨の周りの筋肉が支える事となりギックリ腰の要因になったりします。
逆に骨盤が前傾すると5本の腰椎の骨のカーブがきつくなり、腰がそった状態になります。そうなると、骨と骨の間にあるクッション(椎間板)が潰れてしまい、椎間板ヘルニアになってしまいます。
このように骨盤のゆがみは、腰痛だけではなくあらゆる症状の根本原因となっていきます。
当院では必ず姿勢や骨盤の状態を確認して、ゆがみがあるならば的確に処置をして本来ある正常な状態へ持っていくことで、腰痛などの症状をいち早く回復させていきます。
お客様の症状例・口コミ感想
長年の慢性腰痛がなくなりました。
40代 男性T.H様
20代の時に何度かギックリ腰になり、その度に自力で治していたのですが30代の後半から慢性の腰痛に悩まされていました。病院・針・整骨院など色々行きましたが少しは楽になるのですが、また元に戻ってしまってあきらめていました。たまたま新聞の折り込みチラシをみていたら骨盤の文字が目に入って、ここなら何とかしてくれるかな?と半信半疑で来院しました。
今まで行ったところと比べてみて一番驚いたのは問診の時間でした。とても丁寧にこんなことまで聞くのというぐらい、しかりとお話しを聞いてくれました。他の所では行ったらすぐ寝かされて、ハイ終わりですみたいなところばかりだったので、こちらでは安心して身体を任せる事ができました。
まず初めに言われたのが立ち方座り方でした。働いた頃から事務仕事が多く、ほぼ座りっぱなしの職場だったので、立ち方・座り方を直された時には、ウソやろ!!とつい言ってしまいました。ですが先生はニコッとしながら誰もが同じことを言われますと話しながらも、正しい姿勢をレクチャーしてくれました。それぐらい知らず知らずのうちに姿勢が崩れていることにビックリしました。次に検査が終わり骨盤をみてもらうとかなりのズレがあって、これらが腰痛の原因の一つではないかと言われ、施術が始まりボキボキされるのかなと思いきや、とてもソフトな手技であっという間にゆがんでいた骨盤が元の戻っていました。施術が終わった後に痛みが出ている方向に検査をすると痛みは、ほとんどなくスムーズに身体を動かせるようになっていました。さらに初めに教えられた姿勢をやってみると、ウソやろ~~と思った違和感なく自然に真っ直ぐにできるようになっていました。今では仕事中も先生に教えていただいたことを意識して座っているので、腰痛が戻ってくることもなく楽に過ごせるようになりました。
【砺波(となみ)院長より】
この方の腰痛の主な原因は骨盤のズレと姿勢の悪さでした。特に昔に患ったギックリ腰が完治していない状態での座り仕事や普段の生活により骨盤ズレが酷く、それにより背骨の生理的湾曲(S字カーブ)が崩れて腰部の筋肉にかなりの負担がかかっていました。初めに骨盤の矯正を軽く行い、下肢と骨盤周辺の筋肉バランスを整えながら、さらに骨盤矯正をすることで8割がた痛みが取れました。
このように1回目で骨盤の状態はかなり正常な状態となりましたが、長年の癖があるために2回目には元に戻っていたので、正しい姿勢の取り方を徹底的に教えて訓練してもらったところ、3回目にはいい状態に保つことができるようになったので終了することができました。
大好きなバレエが踊れるようになりました。
10代 女性U.Y様
小さい頃よりバレエを習っていたのですが、発表会前に突然腰が痛くなり踊れなくなってしまいました。母の友達の紹介でみこころ整体院に連れて行ってもらいました。今まで故障もなく元気に踊っていたので、こういう所へ行くのは初めてでした。お店に入って先生に色々聞かれながらお話しをしていると、いつもの間にか緊張もほぐれて楽しくお話ができるようになり、検査にて身体をみてもらうと骨盤のゆがみがかなりあるらしく、足の長さが右と比べると左が1㎝も短くなっていました。それから色々と調べてもらってゆがんでいる原因を聞いてみると、過去に足のケガをしていませんか?と聞かれて、そういえば1年前にふくらはぎを肉離れしたことがあり、その時は大したこともなく踊れていたので忘れていましたが、先生に身体の左右のバランスを見てもらった時に片側をかばっていることが、骨盤のゆがみにつながったのではないかと言われました。
初めてだったので何をされるのか不安でしたが、ちょこちょこと足を動かして骨盤を触っているだけで足の長さが戻ったので、こんなことで骨盤が簡単に戻るのかと不思議に思いました。次に痛い側の腰の筋肉を調整してもらい、仰向けになって股関節・膝・足首を調整してもらって立って確認してみると、ほとんど腰の痛みはなくなっていました。その後に先生から踊ってみてと言われたので軽く踊ってみると、立ち方の時にクセがでているので、こんな姿勢で踊ってみるといいよと言われてやってみると痛みがなくスムーズに踊れるようになったのです。バレエの先生から姿勢についてはきつく言われていたのですが、整体の先生にみてもらうとこんなに違うのかと、身体のメンテナンスの大事さに気づかせてもらいました。
先生に教えてもらったことを念頭において発表会で楽しく踊ってきます。ありがとうございました。
【砺波(となみ)院長より】
この方の腰痛は昔痛めた足をかばっているせいで骨盤のゆがみが起こり土台が崩れた状態で過度にバレエの練習をした為に腰の筋肉に負担ががかることで起こっていました。1回の施術でかなりの効果が出たのは、天性の筋肉の柔らかさがあったことにより骨盤矯正の反応も良く回復力が高かったことと、素直な性格により正しい姿勢のあり方を受け入れて練習をしたことで、身体に負担のない踊りができるようになったことです。今でも時々メンテナンスに来て入れていますが、素敵なバレリーナになってくれる事を楽しみにしています。
腰痛を治してもらいに行ったのにウエストが3㎝細くなりました。
40代 女性W.T様
仕事をしていた頃は腰痛など無縁で過ごしていたのですが、結婚して2人目の子供を出産したあたりから軽い腰痛を感じていました。当時は子育てに追われていて何とかやり過ごしていたのですが、家の片づけをした時にズキっと腰に痛みが走りそこから動けなくなってしまいました。その時に主人に整体を探してもらい、こちらの整体院へ行くことにしました。
主人に抱えてもらいながら部屋に入って座ることもできなかったので、先生はすぐにベットに横になってくださいと言われて何とか横に寝る事が出来てから施術が始まりました。あまりの痛さだったので先生はそ~っと動かしながら骨盤や腰の辺りを触っていくごとに、だんだんと痛みが落ち着いてきました。それでもまだ仰向けになれない状態でしたので骨盤の辺りをちょこちょこと触っていると、いつのまにやら仰向けで寝る事ができ痛みで息がとまるぐらいだったのが力を抜いて落ち着くことができるようになりました。この時あ~助かったと心の声が外に出ていて主人が笑っていました。施術が終わる頃には一人で歩くことができる状態になり家に帰ることができました。
先生から後2回ぐらいは来て下さいと言われていたので、言われるまま通いました。3回目の施術が終わった頃には腰痛を忘れるぐらい快調で、無理は禁物ですよと言われていましたが勝手に家の片づけの続きをしていました。そうこうしている内に最近ズボンのサイズが合わなくなってきたなと思い、ウエストのサイズを測ってみるとなんと3㎝も細くなっていたのです!これにはほんとビックリで先生に聞いてみると、出産で広がっていた骨盤を矯正したので、それにともなって痩せたのではないかとお話しがあり、確かに一人産むごとに太っていたのでありえるかもと一人喜んでいました。
腰痛で痛い目をしましたが、災い転じて福となすとはこういうことですね(笑)これを機会に運動して、さらにダイエットに励みます。
【砺波(となみ)院長より】
この方のぎっくり腰は、出産後にしっかりと骨盤を閉めない状態で子育てや家事をされていたことによって、骨盤の仙腸関節という部分が急激な負荷によりズレてしまうことでい痛みが発生していました。ですので、そのズレてしまった仙腸関節を調整することにより痛みが鎮まり帰る頃には一人で歩けるようになっていました。
そして来院ごとに骨盤矯正をすることで、緩んで広がっていた骨盤が引き締まりそうなることで内臓の位置やリンパの流れが正常になり自然とウエストが細くなっていきました。現在もご来院いただいていますが、ご主人の私を見る目が変わったと嬉しそうにお話をされていたのが、とても印象深いです。
気功整体について
誰もが使える気のエネルギー
昔からお母さんが子供のお腹をさすって手当てをしていたように、誰もが気のエネルギーを使うことができるのです。なので気功というものは特別なものではありません。
当院の気功整体は、天(宇宙のエネルギー)と地(大地のエネルギー)の気を私自身の身体を循環させることにより使っています。施術の手技すべてにおいて、気のエネルギーが使われているのでクライアント様の気血の循環もよくなり、症状の改善効果が高くなります。
産後の骨盤矯正は阿倍野区のみこころ整体院におかませ下さい。