30代女性の患者様
ご来院いただいた時は、カルテを書くこともままならない状態で何とかたどり着いた感じでした。
頭痛と吐き気と生理痛の症状で、薬を飲んでも全く聞かない状態で苦しんでおられました。
問診も手早く終わらせて、お身体の状態の確認をしたところ、全身の筋肉の緊張や内臓の動きもほぼなく、気の流れも滞った状態でした。
頭痛もひどく、かなり自律神経のバランスも崩れており会話もままならない状態でしたので、頚部の調整をして、クラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)にて自律神経の調整をしました。
次に内臓の調節にて内臓マニピュレーションをおこなおうとしましたが、お腹の張りが酷く、かなり慎重に気功を使いながら、内臓動きが少しづつ出るようにしていくと少しずつお腹の張りが少なくなっていきました。
その後は、生理2日目ということでしたので、太もも内側の内転筋の張りを解除して生理痛に対する施術をおこないました。
この辺りで少しお話ができるようになってきたので、状況をお聞きしながらフィシオエナジェティック®にて原因の特定をおこない、それに対しての施術をしていきます。
1つ目の原因は、心理的な項目が出てきましたので、フラワーレメディーにて解除しました。
2つ目の原因は、胸椎5番の骨のズレが原因(胃の働きに関係があります)と出てきたので、調整しました。
3つ目の原因は、アミノ酸不足と出てきてさらに調べると、オルニチンが必要と出ましたので、
帰って胃の調子が楽になっていれば、しじみの味噌汁のお汁だけ飲んでくださいとお話ししました。
初診は、ここまので施術となりましたが、瀕死の状況から何とか復活されて顔色も良くなり、元気になられてお帰りになられました。
所見としては、自律神経のバランスが崩れていることが大きな要因となっているように感じました。