自律神経失調症4タイプ(その1)本態性型自律神経失調症

このタイプの自律神経失調症は、生まれた時から交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがうまくいかない体質や性質をもっています。

 

なので、生活においてのストレスはあまり関係がなく、体質の特徴としては虚弱体質(気功的に言えば、先天の気が少ない状態)の方に多い傾向があり、体力的に元気がないので低血圧傾向だったり、女性ならば生理が重い人などにも見られます。

 

*先天の気とは、お母さんのお腹に命が宿った時にその子に与えられた気(エネルギー)と生まれるまでの間にお母さんからいただける気の総量にあたります。

 

あと前回の記事のポリヴェーガル(多重迷走神経理論)をつなげてみると、考えうる一つの考察として、扁桃体という脳の中にある機能がとても大切だということが分かります。

扁桃体とは、耳の上の側頭部の中にあるアーモンド上の形をした器官で、機能としては情動(特に不安と恐怖)に関係しています。

 

例えば、扁桃体があるおかげで危険から身を守れるのですが、扁桃体が働かないと頭の上に蛇が落ちてきても、あっヘビだ・・・かまれたら痛いかも・・・どうしようという間にガブっとかまれてしまいます(笑)

 

それでは、逆に扁桃体が過敏だと少しの刺激(大きな音や眩しい光、怒鳴っている人の声など)で、交感神経が緊張状態となり、さらに刺激が続くと背側迷走神経が高まりフリーズして思考停止し動けなくなってしまいます。

 

これらの考え方をふまえると、生まれ持って扁桃体が過敏に生まれてきたことによって、少しの刺激で交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがうまくいかないのではないかと私は思います。

 

本態性型自律神経失調症ならば打つ手がないじゃないかと思うのではなく、扁桃体の過敏さを鎮めることに着目している整体院やカウンセリングを受けると改善する可能性があります。

 

あと先天の気が少ない状態で生まれたとしても、後天の気(食事、睡眠、呼吸、気功体操など)によって、補うことができます。

みこころ整体院では、本態性型自律神経失調症に対して扁桃体や後天の気を補う施術をおこなっております。

さらに当院併設のカウンセリング(大阪阿倍野まことカウンセリングルーム)では、扁桃体に着目したカウンセリングをおこなっておりますので、本態性型自律神経失調症にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

 

 

 

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